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2007年08月22日

オイルポンプ強化加工

う、しまった
時系列が前後してしまいますが・・・

7/14

完全混合仕様で問題なく走っていますが・・・
やっぱ、スタンドで給油するときに面倒だなあとか思ったりして
(基本的には家で混合燃料を作り置きしてあるのを入れるのですが)
ってか、完全混合のメリットである「オイルポンプの駆動によるパワーのロスをなくし、加速フィーリングが向上する」ってのが感じられないんですよね
おそらく78ccボアはトルクがかなりあるので、50ccで完全混合オイルポンプレスにするのとは違ってくるのでしょう
トルクが薄いと効果感じられそうですけどねえ
まあ、オイルポンプ外してあることだし、ちょちょっと削って強化ポンプを作ってみましょうw

まずは分解しましょう

オイルポンプ強化加工

蓋をはずすとカムシャフトが見えます

オイルポンプ強化加工

バラバラ~

オイルポンプ強化加工

構成部品はこれだけ
シンプルですねえ

色々サイトや掲示板を巡って、どのように加工するか勉強しました
ふむふむ、なるほど
カムの頂点を中速側に移動させるように削るということらしいです
問題はどれくらい削るかですが・・・
経験から78ccボアで純正ポンプ+100:1混合で問題なし
しかし、ポンプ外して100:1混合のみでも問題なかったのです
常用8000~8500rpmで、引っ張って9000rpm仕様でしたので問題なかったのかもしれませんが・・・
まあ、10000rpm回す気はないので、1.6倍も必要ないでしょう
1.2倍くらいでいいんじゃないかな?
と、言っても1.2倍がわからないので1mmほどずらす感じで削ることにしました

オイルポンプ強化加工

わかりづらいかもしれませんが、カムの頂点が1.2mmほど右にずれるように削ってあります
カムの上下のシャフト部分も軽く削ってあります
¥100ショップのダイヤモンドやすりで簡単に加工できます

組み付けは後日
これでいいのかどうかはその時にわかるでしょう
怖え~w
11/1
オイルポンプ増量加工の仕方
オイルポンプ強化加工

黄色の部分がいわゆる”おにぎりカム”のアクセル開度中~全開側です
ここを削ることによってプッシュロッドの移動量を大きくして、オイルの吐出量を増やす仕組みです
¥100ショップのダイヤモンドやすりで簡単に削れます
基準値なんてものは無いので削る量はお好みです
正確を期すなら、純正状態でのオイル吐出量を計測しておいて、加工後と比較してください
自分は勘で勝負してみました
参考までに、78ccボアで9000rpm巡航しても焼けないので成功したようです
白煙もまったく出ませんので、少し足りないくらいかもしれません
赤のシャフト部分は黄色部分を多めに削って、カムがシャフトより低くなった場合に削ります

2011/07/15

この記事にアクセスする人が多いので、更に追記したいと思います
3年も前のことなんですねえ
画像撮影に使っている携帯も変わっているので、少しはマシな画像を撮れると思います

久しぶりに増量加工済みオイルポンプを引っ張り出しました
混合仕様にしてから、車庫に放置しっぱなしだったのでシャフト錆びちゃってますねえ

オイルポンプ強化加工

カムは問題なし
少し残っていたオイルの色が青かったので、GR2で使っていたんですね

オイルポンプ強化加工

これがアクセル全閉状態でのカムの位置です
オニギリカムの頂点がプッシュロッドに当たっています

オイルポンプ強化加工

アクセル全開状態でのカムの位置
ちょっと分かりづらいですね
親指の位置の変化から移動方向は分かって頂けると思います

オイルポンプ強化加工

まあ、分解してみましょう
カムはスプリングの引っかかりを外して、抜くだけ・・・あれ?抜けない?
えーと、どうやって外すんだっけかな?
歳取ると記憶力が・・・

適当にカムの位置を変えながら引っ張ると無事抜けましたw

オイルポンプ強化加工

皆さん気になる削り量ですが、こんな感じです

オイルポンプ強化加工

この角度からだとわかりやすいでしょうか?
0.2mmほど残してあります
フラットではなく、全開時に多くオイルが出るように緩く湾曲させてある・・・ように見えますね
今の84cc仕様で使うならば、もう少し削ったほうが安心感があっていいかもしれません

オイルポンプ強化加工

と、まあこんな感じですが、お役に立ちますでしょうか?
ひとつ注意しておきたいのは、オイル増量したからといって焼き付かなくなるわけではありません
燃調の濃さにも気を配りたいところですね
キャブは平地でレースをするのでなければ、むしろ小径の方が扱いやすいと思います
純正でも十分ですが、オートチョークが壊れるのはいただけませんね

また質問や報告などありましたら、お気軽に書き込んでくださいね



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この記事へのコメント
加工の仕方を詳しく知りたいです☆
Posted by ュウキ at 2007年11月28日 15:04
オイルの増量加工について追記しました
加工自体は簡単ですが、加工する量が問題です
よく考えて作業してください
うまくいくといいですね
Posted by ぐっさんぐっさん at 2007年12月01日 21:43
はじめまして。

スーDio乗りです。

そちらで、紹介したオイルポンプ加工
自分のバイクで試してみましたが
成功しました。
そちらのおかげ様で、いいボアーアップ出来そうです。
ありがとうございました。
Posted by スーDio乗り at 2008年08月20日 20:50
加工を頼むことはできますか?
Posted by JIN at 2008年11月15日 08:23
あら?
いつの間に書き込みが・・・?

スーDio乗りさん
うまくいったようでなによりです
その後いかがですか?

JINさん
加工は受け付けておりません
オイルポンプが外せれば、加工自体は簡単なものです
ただ、どれくらい削ればいいかが判りづらいですよね
目安として、赤い部分には触らずに黄色い部分をシャフトと同じくらいまで削り落とせばアイドリングで白煙も出ず、78ccで9500rpm回しても大丈夫でした
オイルは粘度の低いGR2、冷却ファンはキタコタービンファンに変更してあったことを付け加えておきます
自分で加工したポンプが不安でしたら、加工ポンプ+燃料タンクにオイルを足して様子をみてみるといいう手もありますよ
シリンダー開けてみて大丈夫そうだったら、追加分を減らしていけば安心ですね
Posted by ぐっさんぐっさん at 2008年11月19日 03:54
その後の調子は
今でもバリバリ走っています!
車についていけるぐらいです!!
Posted by スーDio乗り at 2008年12月17日 02:53
スーDio乗りさん
調子良いようでなによりです
自分は最近ちょっと煮詰まりぎみです
次は何をしようかな・・・
Posted by ぐっさん at 2008年12月20日 18:58
ポンプの加工についてですが
オイルの量は削る深さによって変わるのですか?
それとも位置でしょうか?
Posted by いむす at 2009年07月11日 22:12
いむすさん
オイルの吐出量は削る深さによって変わります。
カムで抑えているプッシュロッドのストローク量を増やして、オイルの吐出量を増量させるわけです。
位置に関係するのはアクセル開度です。
おにぎりカムの頂点が全閉。
そこから左に行くにしたがってアクセル開度が増します。
全開に向けて削り量を増やした方が良いと考えがちですが、プッシュロッドはクランクの回転と同調して動きますので、回転数が上がればそれだけオイルの吐出量も増えます。
カムの頂点から左に向けて均一に削って良いと思います。
Posted by ぐっさん at 2009年07月12日 20:51
こんにちは。

この説明は、黄色い部分だけを
両方同じにすればいいでしょうか?

目安として、赤い部分には触らずに黄色い部分をシャフトと同じくらいまで削り落とせばアイドリングで白煙も出ず。
Posted by チャルメラ君 at 2011年07月12日 16:11
ちゃるめら君

こんにちは。
「両方同じ」の意味がちょっとわかりませんが、黄色部分全部を均等に削るイメージです。

記事にまた追記したので、見てみてくださいね。
Posted by ぐっさんぐっさん at 2011年07月15日 01:26
うん? ? ?

わかりやすく、新しい記載してますね! ! !

ちょっとお尋ねですが

HF05リード90のオイルポンプのカムは

AF27スーパーディオのオイルポンプに適合

出来ないでしょうか? ? ?
Posted by スーDio乗り at 2011年08月01日 22:46
スーDio乗りさん

お久しぶりですね。
HF05のオイルポンプについて検索してみましたが、ちょっと情報が少ないですねえ。
オイルシール不良ってのは良く出てきましたが。
カムの寸法について書いてあるブログやHPは見つけられませんでした。
シャフト経が9.3mmだそうですので、AF27のも計ってみましたが、こちらは10.04mmでした。
明らかに数値が違うので、ポンプ内部パーツ等の寸法も違うかもしれませんね。
現物があれば組んで試してみたいところですが、残念ながら手元にありません。

なにか加工ポンプに不具合でも出ましたか?
Posted by ぐっさんぐっさん at 2011年08月03日 18:20
ちょっと 71.8cc組みたいのですが、オイルポンプは

またさらに加工した方がいいでしょうか? ? ?

ちなみに

現在のカムは
全開側は、全部削りました! ! !

片方は、リード90と同じ高さです! ! !
Posted by スーDio乗り at 2011年08月04日 00:35
ひとつ書き忘れました

オイルの吐出量は約1.6倍にしてあります。

以上です。
Posted by スーDio乗り at 2011年08月04日 00:37
スーDio乗りさん

吐出量1.6倍ってことは、50×1.6で80ccまで対応できるってことじゃないですかね。
71.8ccなら多すぎるくらい(理論的には)。

ふーむ。
全開側全部削って1.6倍ですかー。
少し残してある自分のは78ccでギリギリくらいかもしれませんね。
まあ、純正状態は余裕を持って吐出量決めてあると思うので、そのマージンを使っていたってことになるかな。

あれ?
リード90と同じ高さってことはHF05のオイルポンプ持ってるのかな?
Posted by ぐっさんぐっさん at 2011年08月04日 01:22
HF05のオイルポンプ持ってます! ! !
Posted by スーDio乗り at 2011年08月04日 20:23
スーDio乗りさん

よかったらHF05のカムがDioポンプに使えるかどうか、現物合わせで試してみてください。
なんでも実際にやってみるのが一番確実です。
Posted by ぐっさんぐっさん at 2011年08月09日 03:51
一回71.8ccでHF05オイルポンプでやったんですが
ポンプからキャブにいかずダメで
エンジン焼きつきしました。
別のAF27用オイルポンプ ヤフオク購入 オイルポンプでは
成功しました。

このAF27用オイルポンプは1.6倍のようです。

今現在は、KN企画製60.1ccです。
ヘッド未加工です。

つぎは、

ボッシュ製
CDIに変えようかな! ! !
Posted by スーDio乗り at 2011年08月15日 21:04
スーパーDioAF27を
3ヶ月前に68ccにしたのですが
最近ディーぜリングみたいな現象起き6秒ほどエンジンが止まらなくなります これって焼き付きのぜんちょうなのでしょうか?
オイルポンプはノーマルです
Posted by Dio乗り at 2012年08月18日 01:31
Dio乗りさん

はじめまして・・・かな?

ディーゼリングですか。
自分はなったこと無いので知識がありませんが、検索してみました。
ディーゼリング(ジーゼリング・ランオン)。
メインスイッチをOFFにしてもエンジンが止まらない状態。
原因は色々あるようですが
①カーボンの堆積部が赤熱してそれが点火に繋がる。
-これは3ヶ月前にボアアップしたとのことですので考えにくいかな?それともヘッドの掃除しないで組んじゃったかな?
②プラグの熱価不適合でスパーク部が赤熱して点火する。
-これも熱価をよっぽどズラさないと考えにくいと思われ。まあDioだと大体NGK6~8番で問題ないし。
③キーシリンダーの接触不良もしくは直結されてる?
-点火の為の電力の供給が続いているかも・・・ディーゼリング中にプラグキャップ抜いてみますか?これで止まれば物理的ではなく電気的にどこかおかしいってことで。
④キャブレターの動作不良。
-スロットルバルブが閉まりきっていない。

思いつくのはこんなとこかな。
エンジン内部のオーバーヒートからの赤熱化でディーゼリングがおきているのでしたら、今焼きついていないのが不思議なくらいですね。
自力で原因が究明できなかった場合、早めにバイク屋で診断してもらうことをオススメ致します。
Posted by ぐっさん at 2012年08月20日 01:02
はじめまして、
このオイルポンプのシャフトを抜くコツはありますか? 力ずくで引っ張ってもちょっと浮くだけでいっこうに抜ける気配がありません。
なお、削るのは黄色の片面だけでしょうか?反対側の側面はそのままということですか?
カムの内側にある円盤は回転しますが、取りつけ時の向きはきにしなくていいのでしょうか?
よろしくお願いします。
Posted by bananapapa at 2013年10月07日 16:13
こんばんは。大変、参考になる事を公開していただき勉強になりました。ジャイロキャノピーの修理にチャレンジするのですが焼き付きか抱きつきらしくOIL増量を考えています。
ハイスピードプーリーと強化クラッチとAF35ZXキャブで50ccのままにしたいのですが、
最高速をアップするのに大体ですが何ミリくらいを目安に削ればよいでしょうか?
Posted by ののきち at 2013年11月17日 02:50
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