オイルポンプ強化加工
う、しまった
時系列が前後してしまいますが・・・
7/14
完全混合仕様で問題なく走っていますが・・・
やっぱ、スタンドで給油するときに面倒だなあとか思ったりして
(基本的には家で混合燃料を作り置きしてあるのを入れるのですが)
ってか、完全混合のメリットである「オイルポンプの駆動によるパワーのロスをなくし、加速フィーリングが向上する」ってのが感じられないんですよね
おそらく78ccボアはトルクがかなりあるので、50ccで完全混合オイルポンプレスにするのとは違ってくるのでしょう
トルクが薄いと効果感じられそうですけどねえ
まあ、オイルポンプ外してあることだし、ちょちょっと削って強化ポンプを作ってみましょうw
まずは分解しましょう
蓋をはずすとカムシャフトが見えます
バラバラ~
構成部品はこれだけ
シンプルですねえ
色々サイトや掲示板を巡って、どのように加工するか勉強しました
ふむふむ、なるほど
カムの頂点を中速側に移動させるように削るということらしいです
問題はどれくらい削るかですが・・・
経験から78ccボアで純正ポンプ+100:1混合で問題なし
しかし、ポンプ外して100:1混合のみでも問題なかったのです
常用8000~8500rpmで、引っ張って9000rpm仕様でしたので問題なかったのかもしれませんが・・・
まあ、10000rpm回す気はないので、1.6倍も必要ないでしょう
1.2倍くらいでいいんじゃないかな?
と、言っても1.2倍がわからないので1mmほどずらす感じで削ることにしました
わかりづらいかもしれませんが、カムの頂点が1.2mmほど右にずれるように削ってあります
カムの上下のシャフト部分も軽く削ってあります
¥100ショップのダイヤモンドやすりで簡単に加工できます
組み付けは後日
これでいいのかどうかはその時にわかるでしょう
怖え~w
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オイルポンプ増量加工の仕方
黄色の部分がいわゆる”おにぎりカム”のアクセル開度中~全開側です
ここを削ることによってプッシュロッドの移動量を大きくして、オイルの吐出量を増やす仕組みです
¥100ショップのダイヤモンドやすりで簡単に削れます
基準値なんてものは無いので削る量はお好みです
正確を期すなら、純正状態でのオイル吐出量を計測しておいて、加工後と比較してください
自分は勘で勝負してみました
参考までに、78ccボアで9000rpm巡航しても焼けないので成功したようです
白煙もまったく出ませんので、少し足りないくらいかもしれません
赤のシャフト部分は黄色部分を多めに削って、カムがシャフトより低くなった場合に削ります
2011/07/15
この記事にアクセスする人が多いので、更に追記したいと思います
3年も前のことなんですねえ
画像撮影に使っている携帯も変わっているので、少しはマシな画像を撮れると思います
久しぶりに増量加工済みオイルポンプを引っ張り出しました
混合仕様にしてから、車庫に放置しっぱなしだったのでシャフト錆びちゃってますねえ
カムは問題なし
少し残っていたオイルの色が青かったので、GR2で使っていたんですね
これがアクセル全閉状態でのカムの位置です
オニギリカムの頂点がプッシュロッドに当たっています
アクセル全開状態でのカムの位置
ちょっと分かりづらいですね
親指の位置の変化から移動方向は分かって頂けると思います
まあ、分解してみましょう
カムはスプリングの引っかかりを外して、抜くだけ・・・あれ?抜けない?
えーと、どうやって外すんだっけかな?
歳取ると記憶力が・・・
適当にカムの位置を変えながら引っ張ると無事抜けましたw
皆さん気になる削り量ですが、こんな感じです
この角度からだとわかりやすいでしょうか?
0.2mmほど残してあります
フラットではなく、全開時に多くオイルが出るように緩く湾曲させてある・・・ように見えますね
今の84cc仕様で使うならば、もう少し削ったほうが安心感があっていいかもしれません
と、まあこんな感じですが、お役に立ちますでしょうか?
ひとつ注意しておきたいのは、オイル増量したからといって焼き付かなくなるわけではありません
燃調の濃さにも気を配りたいところですね
キャブは平地でレースをするのでなければ、むしろ小径の方が扱いやすいと思います
純正でも十分ですが、オートチョークが壊れるのはいただけませんね
また質問や報告などありましたら、お気軽に書き込んでくださいね
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